2013年01月17日
小さなおとしもの 大きなおとしもの
今朝木曜清掃で街路を歩いていたら
小さな実が落ちていて
こんな寒さの厳しいときに生み落とされて大変だろうにと思いながら
思い浮かぶ様々なことを重ね合わせながら
側道に並ぶ小さな実を見ていた。
反対側側道に足を向けると
人が落としたいつものゴミが落ちていた。
ここは毎週ビニール袋に入った弁当、空缶などのゴミが捨てられている。
顔も名前も知らない人の食べかすをいつも何袋も集めて事務所に持ち帰る。
僕らも多くの顔も名前も知らない人に支えられながら生きていることを考えると
木曜清掃はゴミが少しだけ街から減るだけでなく
色々なことを気づかせてくれる。
木曜朝の数分間は自分たちの事務所にとって特別な数分間である。
佐々木勝敏建築設計事務所/佐々木勝敏